でもそれだけじゃなく、男性もかかるのどのがん、中咽頭がんや肛門がん、陰茎がんも防ぐため、海外では男子も無料でうてるようになっています。 セックスでウイルスをうつし合うのに、男性もうたなくていいのでしょうか? サッコ先生(産婦人科医の高橋幸子先生)に聞いてみましょう。 サッコ先生:私が所属している大学の若い産婦人科の男性医師たちが3人、最近HPVワクチンをうったんですよ。私の高校生の息子も14歳の時にうちました。 若い男性医師は、「男には、尖圭コンジローマを防ぐと言った方が効果があるかもしれない」と言っています。ペニスにイボがたくさんモコモコできているのを実際に診て、「自分が一番なりたくない性感染症だ」と怖がっています。
「男性も無料に」署名活動が
🐼:でも日本では男子は無料でうてないのですよね。 サッコ先生:そうなんです。全額自己負担なので、約5 万円かかります。なかなかハードルが高いですよね。 だから、男子も他の海外の国のように無料でうてるようにしてほしいと、大学生たちによる署名活動が行われています。 1万人に達しようとしているところで、11月には厚労省に提出する予定です。 大人になるにつれて誰もが経験する、からだとこころの変化。初めての出来事にびっくりしたり、不安を感じたりしたときは、探検隊の仲間と一緒にこたえを探しに行こう!「生理ってなに?」「ナプキンってどう使えばいいの?」など、“はじめの一歩“を助ける様々な情報をまとめています。