10月18日に配信されたエピソードでは、リスナーから寄せられた《自分を愛することとはどういうことか》という相談に、恭子さんと美香さんが回答した。 《私はここ数年、自分を愛すること、「love myself」の意味について悩んでいます》《私は、自分のことを好きになれずに悩むということではないのですが、もちろん欠点はあります。しかし、ありのままの自分を受け入れることと、このままでいいと慢心することとは違うと思っていて、ナルシシズムとの違いがわからなくなってしまいます。私の場合、自分のことを愛せているように見えて、どうもナルシシズムなのでは? と考えてしまいます》 《うまく伝えられずに恐縮なのですが、お二人は自分を愛するということはどういうことだと思われますか?》 まず恭子さんは「単なる個人の意見」と前置きをしながら、「言葉に無理やり当てはめようとすることはどうなのか」と疑問を投げかけた。「正直言いまして、その方自体が混乱してらっしゃるのはこの世の中にあふれている、どうでもいいような言葉をそこに当てはめなきゃいけない、みたいなね」 美香さんは続けて、以下のようにコメントした。「よくお姉さんが私に話してくれることで、『答えを出さなきゃいけなくなる時と、答えはない時もあるのよ、人生には』って言ってくれるじゃないですか」 恭子さんは美香さんに対し、「科学者の研究と感情論はまた別。答えなんて本当はない」と持論を述べた。 「本当はないのよ、答えなんて。だけど、なんか答えを出さなきゃいけないとか、答えを出したいとか、答えは絶対あるとかっていう、科学者の方。そりゃ当然あるのよ、答えは。だから日夜研究してらっしゃるわけだから。それと、そういう感情論とはまた別なの」 「ここ最近特にそうですが、自分を愛するということっていうのは、私の本(に書いてある)。もう20年以上前に『ビューティーブック』の中で『I love meをしていますか?』っていう」(恭子さん) 「あの時はセンセーショナルで『え!?』って皆さんがおっしゃっておられましたけれど」(美香さん) 当時は世間に受け入れられなかったことが、時間が経って多くの人の悩みのテーマとなっていることに、恭子さんは「今ごろですか?」とコメントする。 「あと、何言ってんだろう?って思われた方がほとんどだったんです。で、今ごろですよ。『Love myself』。反対に今ごろですか?って。それは基本なんですよって書いてたんですよ。たくさんの本を出してても、必ずそれはそこの中に入っている」 最後は恭子さんが以下のようにアドバイスをまとめ、回答を締めくくった。 「周りのいろんな言葉に押しつぶされないように、だったら何?ってぐらいに思っておけばいいんじゃないのかなって私は思いますよ」 「だから、それは一体どういうことなのかって調べていかなくても、自分なりに理解するとか、別に全然興味が無かったらスルーしとけば良いわけですし」

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